大分県、特に大分市から別府市にかけてのエリアは、立命館アジア太平洋大学(APU)の学生をはじめ、多くの中長期滞在者・留学生が暮らす国際色豊かな地域です。そのため、普通のスーパーマーケットでは手に入らないような本格的な多国籍食材を取り扱うディープな店舗が点在しています。
本記事では、大分県内で本場の味を求める現地人・地元人や在住外国人に重宝されている「ベトナムスーパー」や「アジア食材店」、そして一風変わった魅力を持つローカルスーパーまで、厳選してご紹介します。各国のリアルな熱気が漂う店舗へ、ぜひ足を運んでみてください。
Tiệm 12 • Oita (アジア輸入食材販売店)
📍 住所:日本、〒870-0029 大分県大分市高砂町3−34
大分県内で非常に貴重な、本格的なベトナム食材が手に入る専門店です。店内には東南アジアの調味料やスパイス、スナック類が所狭しと並んでおり、現地の空気感をそのまま持ち込んだような雰囲気が漂います。ベトナム料理に欠かせない良質な肉や魚、便利な冷凍食品も充実しており、本格的なフォーやバインミーを自宅で再現したい方には最高の品揃えです。
また、ベトナム食材だけでなく、「モンゴの干物」といったフィリピン料理の食材や、激辛好きにはたまらない「小米辣(小さくて非常に辛い唐辛子)」なども取り扱っています。旧正月(テト)などの大型休暇シーズンには、故郷の味を求める留学生のサポートも行っており、オーナーの温かい人柄とお店のホスピタリティに感謝する口コミが多数寄せられています。ただ食材を買うだけでなく、現地のコミュニティにとって心の拠り所となっている素晴らしいスポットです。
Asian Food Store
📍 住所:日本、〒874-0925 大分県別府市若草町9 大分県別府 若草町 9-26
国際学生が集う別府市に位置する、南アジア食材とハラルフードの専門店です。このお店の最大の魅力は、タミル語、ベンガル語、英語、ヒンディー語を流暢に操るインド人オーナーの存在。言葉の壁を越えて、世界中から訪れる客の要望にフレンドリーに応えてくれます。
店内では、大分県内ではなかなか見つけることのできない「インド米」や「ダール(豆類)」、そして未調理の本格的な「マサラ(スパイスブレンド)」などが販売されています。本格的なスパイスカレーを自作したい地元民にもうってつけの場所です。また、レストランとしての機能も併せ持っており、買い物ついでに本場の味を楽しむこともできます。別府ならではの多文化共生の熱量を肌で感じられる、ディープで魅力的なストアです。
Halal Food Tomishiro
📍 住所:3684, 政所 大分市 大分県 870-0268 日本
大分市東部・大在(おおざい)周辺の政所エリアにひっそりと佇むハラール食材店です。ムスリム(イスラム教徒)の留学生や中長期滞在者にとって、食事の戒律を守りながら安心して自炊するための非常に重要なライフラインとなっています。
特に高く評価されているのが、オーストラリアから輸入された良質な「ハラール肉」を取り扱っている点です。日本の一般的なスーパーでハラール認証の精肉を手に入れるのは依然としてハードルが高いため、このお店の存在は現地コミュニティで重宝されています。中東や東南アジア系のスパイス類も揃っており、エキゾチックな料理に挑戦したい日本の地元客にとっても穴場的なスポットです。
サンライフ メロン店
📍 住所:日本、〒870-0816 大分県大分市田室町9−38
大分市民の生活を支えるローカルスーパーですが、他の店舗にはない独自の強みを持っています。特筆すべきは、大分県内では手に入りにくい「コストコ商品」の一部を取り扱っていること。大容量のパンやデリを求めて、遠方から訪れる客も少なくありません。また、プレミアムモルツやエビスといったちょっと良いビールがリーズナブルな価格で販売されているのも、地元民にとって嬉しいポイントです。
一方で、買い物をする際には少しだけ注意が必要です。利用客の口コミで多く指摘されているのが「セルフレジの使い勝手」に関するローカルな罠。連続してスキャンを行うと謎のエラーが出てしまい、店員さんを呼んでも解決に時間がかかるといった声が散見されます。そのため、まとめ買いをする際や急いでいる時には、あらかじめ有人レジを利用するか、ゆっくりと余裕を持ってスキャンするなどの「立ち回りの工夫」が求められます。おしゃれな内装と豊富な品揃えは魅力的なので、コツさえ掴めば非常に便利なスーパーです。
大分でローカル&多国籍食材探しを120%楽しむための立ち回り術
大分県には、留学生のコミュニティを中心に発達したディープなアジアンマーケットと、地域密着型のローカルスーパーが混在しており、食の探求が非常に楽しいエリアです。アジア系のスーパーで買い物をする際のコツとして、まずは「パッケージの言語」に臆さないことが重要です。店内の値札やポップは日本語が併記されていないことも多いですが、店主は英語や日本語を話せるケースが多く、「このスパイスはどう使うの?」とコミュニケーションを取ることで、美味しい調理法を直接教えてもらえることがよくあります。
また、旧正月(テト)やラマダンなどの期間前後は、特定の食材が品薄になりやすい一方で、普段は見かけない特別なお菓子や総菜が店頭に並ぶビッグチャンスでもあります。中長期滞在者・留学生の生活リズムや、季節のイベントスケジュールに合わせて訪れると、よりディープなショッピング体験ができるでしょう。ぜひこの記事を参考に、大分での多国籍な「食の旅」を楽しんでみてください。
