上海のおすすめ観光名所5選!オールド&モダンが交差する絶景とローカルグルメ

上海のおすすめ観光名所5選!オールド&モダンが交差する絶景とローカルグルメ 観光・レジャー
観光・レジャー

過去と未来、東洋と西洋が交差するメガロポリス・上海。街を歩けば、100年前のレトロな洋館や古鎮の風情に出会う一方で、見上げれば雲を突き抜けるような近未来の超高層ビルがそびえ立っています。

今回は、上海を初めて訪れる旅行者なら絶対に外せない「王道の観光名所」から、一歩踏み込んでローカルな魅力を味わえるスポットまで、厳選した5つの名所をディープにご紹介します。ベストな訪問時間や混雑回避の裏技、絶対に食べるべきグルメ情報も盛り込んでいるので、ぜひ旅の計画に役立ててくださいね!

外灘

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📍 住所:Zhong Shan Dong Yi Lu, Waitan, Huang Pu Qu, Shang Hai Shi, 中華人民共和国 200002

上海観光のハイライトと言えば、黄浦江(こうほこう)沿いに約1.5kmにわたって広がる「外灘(バンド)」です。19世紀後半から20世紀初頭にかけて建てられた旧銀行や旧領事館など、アール・デコ様式やバロック様式の重厚な西洋建築群が並び、別名「東洋のウォール街」とも呼ばれたオールド上海の面影を色濃く残しています。

外灘の最大の魅力は、圧倒的な「コントラスト」にあります。西側には100年の歴史を刻む西洋建築群、そして川を挟んだ対岸(浦東新区)には東方明珠塔や上海タワーといったSF映画さながらの超高層ビル群がそびえ立ち、この2つの時代を一度に視界に収める体験はここでしか味わえません。

最も美しい景色を楽しめるベストタイミングは、日没の30分ほど前。空が深い紺色に染まるマジックアワーから、対岸のビル群が一斉に輝き出し、背後の西洋建築が黄金色にライトアップされる瞬間は息を呑むほどの美しさです。ただし、週末や連休の夜は「人山人海」と表現されるほどの凄まじい混雑になるため、ゆっくり写真を撮るなら夜8時以降まで待つか、逆に早朝の澄んだ空気の中で太極拳をする市民の姿を眺めるのも通な楽しみ方です。

さらに、混雑を避けて絶景を堪能する裏技としておすすめなのが、わずか2元(約40円)で乗れる公共の「水上バス(フェリー)」です。豪華なナイトクルーズに乗らなくても、ローカルなフェリーから川風に吹かれながら見上げるビル群の迫力は格別!なお、外灘のライトアップは通常22:00〜22:30頃に消灯してしまうので、訪問時間には十分注意してくださいね。

予園

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📍 住所:中華人民共和国 上海市 黄浦区 四牌楼 邮政编码: 200000

外灘から少し足を伸ばすと現れるのが、上海随一の中国古典庭園「予園(豫園)」です。明代の1559年に、高級官僚だった潘允端(はん いんたん)が両親を喜ばせるために約18年の歳月をかけて造営した由緒ある庭園で、「楽しい園」という願いが込められています。現在では中国国務院により全国重点文物保護単位に指定されています。

伝統的な江南式園林様式で造られた園内は、奥行きを錯覚させるようなくねくねと曲がった回廊や、龍の装飾が施された見事な透かし彫りの壁など、視覚的な面白さに溢れています。中でも最大の見どころは、江南三大名石の一つに数えられる高さ約3mの奇石「玉玲瓏(ぎょくれいろう)」です。72の穴を持つこの石に水をかけると、すべての穴から同時に水が流れ出すという不思議な仕掛けがあり、かつての皇帝も愛したとされる名石は必見です。

人気観光地ゆえに日中は非常に混雑するため、快適に見学するなら土日であっても朝一番(9時頃)に訪れるのがベスト。チケットの購入はTrip.comなどのアプリで事前に済ませておくとスムーズです。

また、庭園のすぐ外に広がる「豫園商城」や「豫園老街」も見逃せません。明清代の豪華な建築が連なる一大フードコートのようになっており、名店「南翔饅頭店」の熱々の小籠包を頬張ったり、中国茶を嗜んだりする食べ歩きが最高に楽しいエリアです。夜になれば中華風の煌びやかなライトアップが施され、まるで映画の世界に迷い込んだような雰囲気を味わえます。

施設情報

  • 📞 電話番号:
    021 6326 0830
  • ⏰ 営業時間:
    月曜日: 定休日
    火曜日: 9時00分~16時30分
    水曜日: 9時00分~16時30分
    木曜日: 9時00分~16時30分
    金曜日: 9時00分~16時30分
    土曜日: 9時00分~16時30分
    日曜日: 9時00分~16時30分

上海中心

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📍 住所:501 Yin Cheng Zhong Lu, Lujiazui, Pu Dong Xin Qu, Shang Hai Shi, 中華人民共和国 200120

上海の「未来」を象徴するスポットが、浦東新区にそびえ立つ「上海中心(上海タワー)」です。高さ632メートルを誇り、世界第2位、中国本土では堂々の第1位の高さを記録するこの超高層ビルは、龍が空へ昇っていくような螺旋状の美しいフォルムが特徴です。

観光客のお目当ては、世界最速クラスのエレベーターで一気に昇る118階(地上546m)の展望台「上海之巓」です。360度ガラス張りのフロアからは、黄浦江の雄大な流れや、かつて見上げていたはずの「東方明珠塔」「金茂大廈」といった周囲の超高層ビル群すらも見下ろすことができるという、圧倒的なパノラマビューが広がります。

よりディープな体験を求めるなら、さらに上の126階にある「巓峰(てんほう)632」を見学できるチケットがおすすめです。ここでは、強風時のビルの揺れを抑える重さ1000トンの巨大な「ダンパー」が鎮座しており、光と音とレーザーを使った大迫力のアートショーを楽しむことができます。

ここで知っておくべきリアルな立ち回り術をご紹介します。チケットは現地で買うよりTrip.comなどのアプリによる事前予約が安くて早く、専用のQRコードを見せるだけで入場できます。ただし、入場時間は2時間ごとの区切り制になっており、夕方から夜にかけては手荷物検査を含めて大行列が発生します。夕景から夜景へと変わる絶好のタイミングを狙うなら、並ぶ時間を逆算して早めに到着しておくことが必須です。夜景タイムの窓際は多くの人が張り付いているため、スマホ用の自撮り棒やGoProなどを活用すると、人混みの上から綺麗な写真を撮影できますよ。

施設情報

  • 📞 電話番号:
    021 6199 9766
  • ⏰ 営業時間:
    月曜日: 8時30分~21時30分
    火曜日: 8時30分~21時30分
    水曜日: 8時30分~21時30分
    木曜日: 8時30分~21時30分
    金曜日: 8時30分~21時30分
    土曜日: 8時30分~21時30分
    日曜日: 8時30分~21時30分

田子坊

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📍 住所:210弄 Tai Kang Lu, Huang Pu Qu, 中華人民共和国 200023

「田子坊(でんしぼう / ティエンズーファン)」は、かつてのフランス租界エリアに残る、レトロでアートな香りが漂う人気の散策エリアです。ここはもともと「石庫門(シークーメン)」と呼ばれる上海特有の伝統的なレンガ造りの長屋住宅が密集する住宅街でしたが、1990年代にアーティストたちがアトリエを構えたことをきっかけに、現代アートと下町の風情が融合したおしゃれなスポットへと変貌を遂げました。

一歩路地に足を踏み入れると、幅が2メートルもないような曲がりくねった小道が迷路のように入り組んでいます。中国と西洋の建築スタイルが混在した石造りの門や、年季の入った赤や青のレンガ壁。その一方で、頭上を見上げれば地元住民の洗濯物が無造作に干してあり、まさに「生きている博物館」のような生活感と非日常が同居する不思議な空間です。

通りには、伝統工芸品、チャイナドレス、海外ブランドの香水、ハンドクリーム、さらにはおしゃれなカフェやバーがひしめき合っています。東京で言えば「路地裏の原宿」のような雰囲気で、強引な客引きもなく、自分のペースでショーウィンドウを眺めたり、気になる商品を見つけて値引き交渉を楽しんだりできるのが魅力です。

エリア自体はそこまで広大ではないため、何も買わずに雰囲気を味わうだけなら30分程度で満喫できます。週末は観光客で賑わいますが、平日は人も少なく静まり返っていることもあるため、ノスタルジックな写真をゆっくり撮りたい方は平日や午前中の訪問がおすすめです。

施設情報

  • ⏰ 営業時間:
    月曜日: 24 時間営業
    火曜日: 24 時間営業
    水曜日: 24 時間営業
    木曜日: 24 時間営業
    金曜日: 24 時間営業
    土曜日: 24 時間営業
    日曜日: 24 時間営業

七宝古鎮

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📍 住所:中華人民共和国 Shang Hai Shi, Min Hang Qu, 青年路步行街5933+JGJ 邮政编码: 201101

「水郷の街を歩いてみたいけれど、郊外まで遠出する時間がない…」そんな旅行者に全力でおすすめしたいのが、上海市内の地下鉄9号線「七宝駅」から歩いてすぐの場所にある「七宝古鎮(チーバオグージェン)」です。虹橋空港からも近く、上海中心部から最も気軽に行ける水郷として絶大な人気を集めています。

1000年以上の歴史を持つこの街は、典型的な「江南水郷」の景色がそのまま残されています。運河に架かるアーチ状の石橋、その両岸に連なる白壁と黒瓦の伝統建築、そしてのんびりと川を行き交う手漕ぎ舟。近くのカフェの2階から、その情緒あふれる風景を眺めながらお茶をすする時間は、大都会の喧騒を忘れさせてくれる至福のひとときです。

そして七宝古鎮のもう一つの主役が「ローカルB級グルメ」です!道幅の狭いメインストリート(七宝老街)には、食べ歩きのお店がぎっしり。絶対に食べておきたいのは、名物の巨大な「七宝湯圓(タンユエン / 中に黒胡麻や肉の餡が入ったもち米の団子)」。さらに、サクサクの「葱油餅」や、伝統的な焼き菓子「海棠糕(カイトウガオ)」、豪快に吊るされた白切羊肉など、異国情緒満点のグルメが食欲をそそります。

休日は身動きが取れないほどローカルの観光客でごった返すため、スリには十分注意が必要。静かな水郷の風情を楽しみたいなら平日の午前中か、運河沿いが美しくランタンでライトアップされる夕方以降に訪れるのがベストです。足元はデコボコとした石畳が続くため、歩き慣れたスニーカーで出かけてくださいね。

施設情報

  • 📞 電話番号:
    021 3410 1300
  • ⏰ 営業時間:
    月曜日: 24 時間営業
    火曜日: 24 時間営業
    水曜日: 24 時間営業
    木曜日: 24 時間営業
    金曜日: 24 時間営業
    土曜日: 24 時間営業
    日曜日: 24 時間営業

まとめ:上海観光を楽しむためのリアルなアドバイス

新旧の魅力が詰まった上海の観光名所はいかがでしたか?
最後に、現地をスムーズに楽しむためのお役立ち情報をお伝えします。

まず、上海は完全なキャッシュレス社会です。現金を扱っていない店舗も多いため、出発前に「Alipay(支付宝)」や「WeChat Pay(微信支付)」などの決済アプリに日本のクレジットカードを紐付けておくことが絶対条件になります(※上海タワーなど一部の大型観光施設では現金が使えることもあります)。

また、主要スポット間は地下鉄網が非常に発達しているため、移動は地下鉄が基本です。タクシーを利用する場合は、流しのタクシーを捕まえるのが難しいため、「DiDi(滴滴出行)」などの配車アプリを活用しましょう。

豫園や外灘周辺では、親しげに話しかけてきて高額なお茶屋に連れ込む詐欺や、人混みに紛れたスリの報告もまだまだあります。平和ボケせず、手荷物は体の前でしっかり抱え、怪しい声かけにはキッパリと「不要(ブーヤオ)」と断る毅然とした態度を心がけてください。

歴史と最先端、ローカルの活気と洗練されたアートが混じり合う上海。事前の準備をしっかり整えて、あなただけのディープな上海の旅を楽しんできてください!

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