群馬観光を満喫!定番からディープスポットまで巡る旅
群馬県は、日本有数の名湯や自然が生み出す絶景、さらには異国情緒あふれるテーマパークまで、多彩な魅力が詰まった観光地です。今回は、初めての群馬旅行でも絶対に外せない王道スポットに、知る人ぞ知るディープな歴史背景やローカルな楽しみ方を交えてご紹介します。
草津温泉湯畑
📍 住所:日本、〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津
毎分3万リットル以上という日本一の自然湧出量を誇る草津温泉。その圧倒的な湯量と、強酸性で知られる泉質は「恋の病以外効かぬ病はない」と謳われるほどです。温泉街の中心に位置する「湯畑」は、常にモウモウと湯けむりを上げ、硫黄の香りが漂う草津のシンボル。
実は現在の湯畑周辺のロータリー状の石柵や歩道は、1975年(昭和50年)に芸術家・岡本太郎氏の監修・デザインによって整備されたもの。歴史ある名湯の風景に、芸術的なエッセンスが溶け込んでいます。
現地を訪れたなら、上流側から下流の「湯滝」へとダイナミックに流れ落ちる源泉の迫力に圧倒されるはずです。周辺には新しい飲食店やお土産屋さんが続々とオープンしており、何度訪れても飽きさせない活気にあふれています。夜になると一転、幻想的なライトアップが施され、昼間とは全く異なるロマンチックな雰囲気に包まれます。冬の寒い時期は湯けむりがより濃く立ち上り、特別感が増すので特におすすめです。
伊香保温泉石段街
📍 住所:日本、〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保76−5
草津と並ぶ群馬の名湯・伊香保温泉。その代名詞といえば、365段の石段が連なる「石段街」です。この石段、実は戦国時代に武田勝頼の命を受けた真田昌幸(真田幸村の父)が、長篠の戦いで負傷した兵士たちの湯治場として整備したのが始まりと言われています。斜面を階段状に造成し、中央に湯樋を通して各宿へ配湯するという、日本初の温泉都市計画がここで実行されました。
石段の両脇には、射的や輪投げといった昭和レトロな遊技場、名物の「湯乃花まんじゅう」や玉こんにゃくの店がひしめき、食べ歩きをしながら登るのが醍醐味です。途中の94段目には市営の「石段の湯」、180段目には無料で利用できる足湯「辰の湯」があり、休憩しながら自分のペースで散策できます。
混雑を避けてゆっくり写真を撮りたいなら、早朝の訪問がマスト。人が少ない静寂の中、ノスタルジックな風景を独り占めできるほか、石段街下の駐車場も確保しやすいというメリットがあります。365段を登りきった先には伊香保神社が鎮座しており、「365日幸せでありますように」との願いを込めて参拝するのが定番のルートです。
奥四万湖
📍 住所:日本、〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万
四万温泉のさらに奥、四万川ダムによって形成された「奥四万湖」は、息をのむような美しい青い水面で知られています。この神秘的な青色は「四万ブルー」と呼ばれ、季節や時間帯、光の加減によってコバルトブルーからエメラルドグリーンへと表情を変えます。この独特の色合いは、温泉成分を含む水中の「アロフェン」という微粒子に太陽光が当たり、青い光がレイリー散乱を起こすためだと言われています。
特に晴れた日の10時から14時頃が、最も青さが際立つベストタイム。春先の雪解け水が流れ込む新緑の時期はもちろん、秋(例年11月中旬頃)には湖畔のモミジやカエデが紅葉し、鮮やかな赤と四万ブルーのコントラストが圧倒的な絶景を生み出します。
湖畔は車や自転車で周遊できるほか、カヌーやSUP(サップ)のアクティビティも人気です。湖面から見上げる景色は、まるで絵画の中に入り込んだかのような没入感があります。都会の喧騒から離れ、大自然の色彩に心を洗われたい旅行者にぴったりのヒーリングスポットです。
ロックハート城
📍 住所:日本、〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山5583−1
群馬の山の中に突如として現れる本物の英国古城「ロックハート城」。1829年にスコットランドに建設された城を、俳優の故・津川雅彦氏と群馬の石材業者の熱い情熱によって日本へ移築したテーマパークです。約4,000個に解体された石材は、なんとシベリア鉄道を経由して運ばれ、数年がかりで群馬の地に復元されました。
敷地内に一歩足を踏み入れると、そこは完全に中世ヨーロッパの世界。映画やドラマ、アニメ作品のロケ地(いわゆる聖地)としても非常に有名で、どこを切り取ってもSNS映えする圧倒的な造形美を誇ります。
特に人気なのが、豊富な衣装から好きなものを選べる「プリンセスドレス体験」です。お姫様気分で城内やガーデンで撮影を楽しむことができ、カップルや女子旅で大盛り上がり間違いなし。さらに、リードを着ければペット(愛犬)と一緒に城内外を散策できるのも嬉しいポイントです。本格的なカフェやレストランも併設されており、非日常感たっぷりの空間で優雅な休日を過ごせます。
群馬観光をさらに満喫するためのローカルTips
群馬県は温泉地や観光スポットが山間部に点在しているため、移動手段としてレンタカーなどの車が圧倒的に便利です。ただし、冬場(12月〜3月頃)に草津や四万、伊香保を訪れる際は、スタッドレスタイヤの装備が必須となります。
また、各温泉地には「共同浴場」と呼ばれる地元の方々が日常的に利用する温泉が多数あります。旅行者もマナーを守れば数百円(場所によっては無料)で入浴できることが多いので、タオルを片手に路地裏のディープな温泉巡りを楽しんでみるのも、群馬ならではの深い体験になるでしょう。
