コッツウォルズ AONB
📍 住所:イギリス
ロンドンから車や列車で約2時間、イングランド中央部に広がる「コッツウォルズ AONB(Area of Outstanding Natural Beauty=特別自然美観地域)」。ここは、はちみつ色のライムストーン(石灰岩)で作られた家々が連なり、まるで絵本の世界に迷い込んだかのような美しさを誇るエリアです。テーマパークではなく、実際に人々が生活を営んでいる村々が点在しており、のどかな風景のなかをゆっくりと流れる時間は、訪れる旅行者の心を鷲掴みにします。
晴れた日に訪れると、緑の丘陵地帯と石造りの建物のコントラストが息をのむほど美しく、「今回のイギリス旅行で一番来たかった場所」とため息をもらす方も少なくありません。村の中心に流れる澄んだ川のせせらぎや、時折通り過ぎるアンティーク自動車の姿は、古き良きイギリスの風情を存分に感じさせてくれます。ただし、人気の村は世界中から観光客が押し寄せるため、日中は大変な混雑になることも。のんびりとした雰囲気を味わいたいなら、ツアー客が到着する前の早朝や夕方以降に村を散策するのがベストです。また、小さな村が広範囲に点在しているため、ディープな魅力を味わい尽くすなら個人でレンタカーを借りて巡るスタイルを強くおすすめします。
村ごとに違う!絶対に手に入れたいローカルお土産
コッツウォルズの各村には、それぞれ特色あるお土産屋さんやデリが点在しています。ロンドンのスーパーで買える大量生産品ではなく、現地の素材を使った「ここでしか買えない」アイテムを探すのが旅の醍醐味です。
まず絶対に見逃せないのが名物の「コッツウォルズ・ハニー」。昔ながらの製法で作られた純度の高いハチミツは、豊かなコクと自然な甘みが特徴で、イギリスらしい本物の味わいを楽しめます。また、バーフォードなどの村に店舗を構える老舗ティールーム&ベーカリー「ハフキンス(Huffkins)」のジュート製エコバッグも大人気。季節ごとに限定カラーが登場するため、色違いで揃えたくなる可愛らしさです。
さらに、ブロードウェイにあるデリで手に入る「オニオンチャツネ」も、食通の旅行者から絶賛される隠れた名品。濃厚で繊細な味わいのチャツネは、チーズトーストやサンドイッチに加えるだけで、自宅で本格的なイギリスの味を再現できます。瓶モノで少し重いですが、持ち帰る価値は十二分にある逸品です。
一生の宝物を探すアンティーク・ハンティング
コッツウォルズは、イギリス有数のアンティークのメッカとしても知られています。かつて羊毛産業で富を築いた貴族や商人が残した上質な品々が、今も大切に受け継がれているからです。
特に「ストウ・オン・ザ・ウォルド」や「テットベリー」といった村には、個人経営の小さなアンティークショップが軒を連ねています。銀食器やヴィンテージのティーカップ、古書、アクセサリーなど、予算数ポンドで買える可愛らしい雑貨から、本格的な一生モノの家具まで、品揃えは実に多彩。マーケットに出店している店主(ストラー)は自分の商品に並々ならぬ愛情を持っているため、使い方や歴史的背景を尋ねてコミュニケーションを楽しんでみるのも素晴らしい旅の思い出になるでしょう。
お土産探しの注意点と持ち帰りのコツ
コッツウォルズでのお買い物には、いくつか知っておくべき鉄則があります。最大のアドバイスは「気に入ったものはその場で即決すること」です。「後で別の村で見つけたら買おう」と思っていても、村ごとに扱うアイテムやブランドが全く異なるため、二度と出合えないことが多々あります。
また、ハチミツやジャム、チャツネといった瓶詰めのお土産を購入する際は、帰りのパッキングに注意が必要です。現地の小さなショップでは頑丈な緩衝材をもらえないこともあるため、あらかじめ日本から気泡緩衝材(プチプチ)や密閉できるジップロックを数枚持参しておくと非常に役立ちます。スーツケース内で衣類にしっかりと包んでパッキングすれば、液漏れや割れの心配なく無事に日本へ持ち帰ることができます。美しいコッツウォルズの風景とともに、素敵な品々を無事に自宅へ連れ帰ってください。
