袋田の滝
📍 住所:日本、〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田3−19
日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」は、高さ120m・幅73mのスケールを誇り、大岩壁を四段にわたって水が滑り落ちる姿から「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。平安時代の歌人・西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことでも知られ、秋は紅葉と滝のコントラスト、冬は滝全体が真っ白に凍りつく「氷瀑(ひょうばく)」と、季節ごとにまったく異なる表情を見せてくれます。
滝を間近で体感するために、まずは入場料を払って観瀑トンネルへ進みましょう。第一観瀑台からは轟音とともに水しぶきを上げる滝の迫力を真正面から感じられます。そして、見逃せないのがトンネルの突き当たりから乗る直通エレベーター。岩盤の中を抜ける近代的なエレベーターは、口コミでも「まるでデパートのエレベーターガールに案内されるよう」と言われるほどのギャップがあり、降りた先の第二観瀑台(地上約44m)からは、四段の滝の全体像を見渡せる圧倒的なパノラマが広がります。
現地を訪れる際のリアルな注意点として、駐車場事情があげられます。無料の駐車場は滝から1km以上離れているため、手前の民間駐車場(相場500円程度)を利用するのが便利です。お土産屋さんが運営している駐車場の中には、店内で一定額(2000円など)の買い物をすると駐車料金が割引・無料になるケースもあるため、帰りのお土産購入とセットで考えるとお得です。滝を見た後は、トンネルではなく自然豊かな吊り橋経由で駐車場まで戻るルートが、マイナスイオンをたっぷり浴びられておすすめですよ。
国営ひたち海浜公園
📍 住所:日本、〒312-0012 茨城県ひたちなか市馬渡 字大沼605-4
春は一面を空とつながるような青に染め上げる「ネモフィラ」、秋は真っ赤に色づく「コキア」で世界中から注目を集める国営ひたち海浜公園。総面積約350ヘクタール、開園エリアだけでも約215ヘクタールという広大な敷地を持つこの公園は、茨城観光において絶対に外せない絶景スポットです。
最大のハイライトである「みはらしの丘」は、4月中旬から5月上旬にかけて約530万本のネモフィラが咲き誇り、まるで青い絨毯のような光景が広がります。写真で見る以上のスケール感があり、どこから撮ってもSNS映え間違いなしのフォトスポットです。園内はとにかく広く、徒歩で全体を回るには限界があるため、レンタサイクル(1人乗り・2人乗りなど)を借りて専用のサイクリングロードを風を切りながら走るのが、最も楽しく効率的な回り方です。疲れたら園内を走る「シーサイドトレイン」を利用するのも良いでしょう。
ゴールデンウィークや花の見頃の時期は開園前から長蛇の列ができるほどの人気ぶりですが、少しの工夫で快適に過ごせます。まず、カーナビ通りに最寄りの「ひたち海浜公園IC」を目指すと大渋滞に巻き込まれる確率が高いため、手前のICで降りて迂回ルートを使ったり、一つ先の「常陸那珂港IC」から西駐車場へアクセスしたりするのが地元民の裏技です。園内にはカフェや屋台も充実しており、名物の「ネモフィラソフト」や「チョコミントアイス」を食べながら広大な芝生でピクニックをするなど、1日中いても飽きない充実度が魅力です。
竜神大吊橋
📍 住所:日本、〒313-0351 茨城県常陸太田市天下野町2133−6
常陸太田市のV字谷「竜神峡」に架かる竜神大吊橋は、全長375m、湖面からの高さ100mを誇る歩行者専用の吊り橋です。橋を歩き進めると、足元には透明な「のぞき窓」が3箇所設けられており、真下に広がる竜神湖のスケスケの景色に思わず足がすくんでしまうスリルを味わえます。春には約1000匹もの鯉のぼりが渓谷一帯を舞い、秋には息を呑むような紅葉が広がるなど、四季折々の絶景が堪能できます。
そして、この橋を一躍全国区にしたのが、高さ100mからダイブする「竜神バンジー」です。日本有数の高さを誇るバンジージャンプスポットとして、スリルを求める若者や度胸試しをしたい旅行者に大人気。実際に飛ぶ予定がなくても、他人がジャンプする瞬間の雄姿(と絶叫)を橋の上から見学しているだけで、手に汗握るエンターテインメントになります。ジャンプした後は下まで降りるのではなく、ウインチでそのまま橋の上へと電動で引き上げられるスタイルもここの特徴です。
橋を渡りきった先には、鳴らすと幸せになると言われる「木精の鐘(もりのかね)」があり、当たりが出るとソフトクリームが無料でもらえるカードが出てくるちょっとした遊び心も。アクセスにあたって、一番近い第一駐車場から橋の入り口までは少し急な上り坂になっているため、歩きやすい靴で訪れるのがベストです。絶景とスリルが共存する、茨城屈指の体験型観光スポットと言えるでしょう。
牛久大仏
📍 住所:日本、〒300-1288 茨城県牛久市久野町2083
茨城県の平野部に突如として現れ、遠くからでもその異様なまでの存在感を放つのが「牛久大仏(正式名称:牛久阿弥陀大仏)」です。高さはなんと120m。アメリカの自由の女神や奈良の大仏が足元にも及ばないこの圧倒的なスケールは、1995年に「世界最大の青銅製立像」としてギネス世界記録に認定されています。近年はインバウンドの観光客も数多く訪れ、国境を越えて驚きを提供するスポットとなっています。
牛久大仏の真骨頂は、ただ外から見上げるだけでなく「胎内巡り」ができる点にあります。大仏様の内部は5層に分かれており、エレベーターで地上85mの胸部展望台まで上がることができます。天気が良ければ富士山やスカイツリーまで見渡せますが、実は展望よりも内部の演出が一番のディープな見どころです。暗闇の中から一筋の光が差し込む「光の世界」や、約3,400体の金色の胎内仏が壁一面に並ぶ「蓮華蔵世界」など、まるでSF映画やテーマパークのアトラクションに迷い込んだかのような、近未来的で幻想的な空間が広がっています。
訪問時のリアルな注意点として、館内は土足厳禁で靴をビニール袋に入れて持ち歩く必要があります。固い床を長時間歩くため、足の裏が痛くなりやすい方は厚手の靴下やスリッパを持参するのが強烈におすすめです。また、大仏の足元には季節の花々が咲き誇る広大な庭園や、ヤギやウサギと触れ合える小動物園、さらには仲見世通りも併設されており、大仏を見学するだけでなく、家族連れやカップルで半日はたっぷり楽しめる充実の観光地です。
アクアワールド茨城県大洗水族館
📍 住所:日本、〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252−3
太平洋に面した絶好のロケーションに建つ「アクアワールド茨城県大洗水族館」は、約580種、68,000点もの海の生き物たちを展示する関東屈指の大型水族館です。ここの最大の強みは「サメ」と「マンボウ」。サメの飼育種類数は約60種と日本一を誇り、巨大な水槽で悠々と泳ぐ「シロワニ」の鋭い歯と迫力ある姿は、子供から大人まで思わず息を呑むほどのインパクトです。また、国内最大級の専用水槽でのんびりと泳ぐ複数のマンボウの姿には、不思議と心が癒やされます。
館内のもう一つの目玉が、イルカとアシカが共演する「オーシャンライブ」です。アシカのコミカルな演技と、イルカたちのダイナミックなジャンプが見事に組み合わさったクオリティの高いショーは必見。ただし、前列付近はイルカのジャンプによる水しぶきが容赦なく飛んでくるため、濡れたくない方は後方席を選ぶか、レジャーシートやポンチョの持参が必須です(会場でも購入可能)。
施設内はリニューアルされ、カフェやフードコートも綺麗で充実しています。人気の「サメ・ペンギンフロート」など写真映えする可愛いメニューも揃っていますが、もし午後に訪れるスケジュールなら、ランチは水族館周辺の「大洗海鮮市場」や地元で人気の海鮮処に足を延ばし、新鮮なマグロ丼や生しらすを堪能するのも、大洗観光ならではの最高の立ち回りです。
【Tips】茨城観光を120%楽しむための立ち回りのコツ
茨城県の観光名所は、一つひとつのスケールが非常に大きく、敷地も広大です。そのため、「歩きやすいスニーカー」で訪れることが全スポット共通の鉄則となります。牛久大仏の胎内巡りや、ひたち海浜公園の広大な敷地、竜神大吊橋までの坂道など、足回りの快適さが旅行の満足度に直結します。
また、茨城県内の観光スポットは県北(袋田の滝・竜神大吊橋)、県央(ひたち海浜公園・大洗水族館)、県南(牛久大仏)と、エリアごとに距離が離れています。車で移動する場合、1日で全てを回るのは難しいため、「県北・絶景ネイチャーコース」や「県央〜県南・海と大仏の王道コース」のように、エリアを絞って1日2〜3箇所をじっくり堪能するルート設計がおすすめです。各地のグルメ(那珂湊・大洗の海鮮や、常陸秋そばなど)と組み合わせながら、魅力度抜群の茨城の旅をぜひ満喫してください。
