ロサンゼルスは、世界有数の「ヴィーガン天国」として知られています。旅行者はもちろん、中長期滞在の留学生、そして日常的にプラントベースの食事を楽しむ現地人(地元ローカル)まで、あらゆる人々を満たす絶品ヴィーガングルメが街中に溢れています。
また、宗教上の理由でハラル食を探している方や、健康上の食事制限がある方にとっても、動物性食材を一切使わないロサンゼルスのヴィーガンレストランは非常に頼りになる存在です。
今回は、数あるお店の中から「本当に美味しい」「現地で愛されている」必訪のヴィーガンレストランを5つ厳選しました。カジュアルなダイナーから、セレブ御用達の高級ファインダイニング、そして新感覚のローフード(非加熱食)まで、現地の空気感やおすすめメニュー、そして注文のコツとともに深掘りして解説します!
LA Vegan
📍 住所:4507 S Centinela Ave, Los Angeles, CA 90066 アメリカ合衆国
「LA Vegan」は、ロサンゼルス西部のセンティネラ・アベニュー沿いにある、多国籍なメニュー展開が魅力のカジュアルなヴィーガンレストランです。タイ料理をベースにしながらも、アメリカンなハンバーガーやエチオピア料理まで幅広くカバーしており、その日の気分に合わせて全く異なるジャンルの料理を楽しむことができます。
常連の地元民がこぞっておすすめするのは、本物のお肉のようなジューシーさがある「オレンジチキン」や、フワフワの「パンケーキ」。さらに、ヴィーガンエチオピア料理の「黄色のスプリットピー(キク・ウォット)」など、スパイシーで本格的な多国籍料理も絶品です。ペッパーステーキ風のサンドイッチやソイビーフバーガーなど、ジャンクな欲求を満たしてくれるメニューも揃っています。
店内はこぢんまりとしたアットホームな空間で、リラックスした雰囲気が漂います。多くのお客さんがテイクアウトやデリバリーを利用しているため、店内は比較的空いていることが多く、一人でふらっと立ち寄りたい中長期滞在者や留学生にもぴったりです。提供スピードも早く、気軽に絶品ヴィーガンを楽しめる名店です。
Âu Lạc
📍 住所:710 W 1st St, Los Angeles, CA 90012 アメリカ合衆国
ダウンタウンLAのウォルト・ディズニー・コンサートホール近くに位置する「Âu Lạc(オーラック)」は、高級志向のベトナム・フュージョン料理を提供するヴィーガンレストランです。母と娘による温かい家族経営のお店であり、植物由来の食材だけで作られたとは思えないほど奥深い味わいが多くの人々を魅了しています。
ここで絶対に頼むべきは、キノコやヤム芋などの植物由来の食材を駆使して作られた「代替シーフード」です。本物のエビのようなプリプリ食感が楽しめる塩焼きエビや、完璧な歯ごたえのレモングラスフィッシュは、ヴィーガンでない人も驚愕するクオリティ。また、生の食材を生かしたローフードメニューの「ローズラビオリ」や、深いコクのあるベトナム名物「フォー」も必食です。
また、このお店は「接客の温かさ」でも高く評価されています。夜遅くに観劇を終えて行き場をなくした旅行者を、オーダーストップ後にも関わらず快く店内に迎え入れ、テイクアウトメニューを特別に用意してくれたという感動的なエピソードもあるほど。店内ではピアノの生演奏が行われることもあり、上品で至れり尽くせりな空間は、デートや大切な日のディナーに最適です。
Wild Living Foods
📍 住所:760 Main St, Los Angeles, CA 90014 アメリカ合衆国
ダウンタウンLAのメイン・ストリートにある「Wild Living Foods」は、完全オーガニック、かつ「ローヴィーガン(42度以上で加熱しない生食)」と「グルテンフリー」にこだわったユニークなレストランです。栄養満点で消化に良いヘルシーな食事を提供しており、健康意識の高いロサンゼルスのローカルたちから絶大な支持を集めています。
メニューは、植物の酵素やエネルギーをそのまま取り入れられるよう計算されています。スパイスの効いた「チポトレサラダ」や、濃厚で満足感たっぷりの「デーツスムージー」、さらには独自の工夫で魚の食感を再現した「スパイシーツナロール」などが人気です。ボリューム満点でありながら、食後に体が重くならないのがローフードの最大の魅力です。
店内は明るくクリエイティブな雰囲気に満ちており、フレンドリーなスタッフが笑顔で迎えてくれます。ロサンゼルスの渋滞や観光で歩き疲れたとき、ここで栄養たっぷりのコールドプレスジュースやサラダボウルをいただけば、たちまちエネルギーがチャージされるはずです。健康的な食生活を心がけている留学生や、ファストフードに胃が疲れた旅行者にとって、まさに砂漠のオアシスのような存在です。
Crossroads Kitchen
📍 住所:8284 Melrose Ave, Los Angeles, CA 90046 アメリカ合衆国
メルローズ・アベニューに店を構える「Crossroads Kitchen」は、ロサンゼルスのヴィーガン・ファインダイニング(高級レストラン)を代表する存在です。有名シェフが手掛ける洗練された地中海料理ベースのヴィーガンメニューは、セレブリティにも愛されており、特別な日のディナーにふさわしいラグジュアリーな体験を提供しています。
メニューには、ビル・ゲイツやビヨンセが出資に関わったとされる最先端の代替肉(ソイプロテインやポテトプロテインなどを使用)を取り入れた革新的な料理が並びます。中でも人気なのが、エリンギなどで見事にホタテの食感を再現した「ホタテのリングイネ」や、ピリッと辛いディアブロソースを添えた「イカのフリット」。さらに、形を美しく保った「ズッキーニの花の詰め物」など、味はもちろんのこと、芸術的な盛り付けも楽しめます。
店内はダークトーンを基調としたスタイリッシュで居心地の良い空間で、テラス席にはヒーターも完備されています。ドレスアップして訪れるのにもふさわしい雰囲気があり、「ヴィーガン料理=質素」という概念を完全に覆してくれます。非常に人気が高いため、訪問の際は事前のオンライン予約を強くおすすめします。
Green Leaves Vegan
📍 住所:1769 Hillhurst Ave, Los Angeles, CA 90027 アメリカ合衆国
閑静でおしゃれなロスフェリス(Los Feliz)エリアにある「Green Leaves Vegan」は、長年地元民に愛されているダイナー風のヴィーガンレストランです。タイ料理からアメリカンダイナーの定番まで、メニューの数が100種類以上もあり、ヴィーガン初心者でも間違いなく食べたいものが見つかる懐の深さが魅力です。
特に人気を集めているのが、朝食やブランチにぴったりの「トロピカルパンケーキ」です。ふわふわの生地とフルーツの組み合わせは絶品で、これを目当てに訪れる人も少なくありません。また、カリッと揚がった「ヴィーガン・フライドチキン」や、ボリューム満点の「ステーキケサディーヤ」「ミートソースパスタ」など、ガッツリ食べたい気分の時にも大満足できるメニューが揃っています。
店内は広々としていて清潔感があり、テレビが流れるなどカジュアルで気取らない雰囲気が漂っています。スタッフのサービスも迅速で、こまめに水を注いでくれるなどホスピタリティも抜群。友達同士でシェアしながらワイワイ食べるのにも、一人でサクッとランチを済ませるのにも最適な、日常使いにぴったりの名店です。
ロサンゼルスでのヴィーガン・ライフを楽しむコツ
ロサンゼルスのヴィーガンレストランは、単に「肉や乳製品を使わない」という制限を超え、食感や風味をいかに豊かに再現するかという高いエンターテインメント性を持っています。中長期滞在者や留学生であれば、スーパーでヴィーガン食材を買うだけでなく、こうした専門レストランの味付けやアイデアを学ぶことで、自炊の幅も大きく広がるでしょう。
また、ハラルなど宗教上の食事制限がある方にとっても、ヴィーガン対応のお店は安心できる選択肢です。ただし、一部のお店ではソースの隠し味にアルコール(みりんやワインなど)を使用している場合があるため、完全なハラルを求める場合は、注文時に「No alcohol in the sauce?(ソースにアルコールは入っていませんか?)」と念のため確認するとより確実です。
今回ご紹介したお店は、ロサンゼルスという多様性に満ちた街の食文化を体感できる最高のスポットばかりです。次回のLA旅行や週末のランチには、ぜひ心と体に優しいヴィーガングルメの世界へ足を踏み入れてみてください。
