フィリピン最先端の街「BGC」で楽しむ観光とお土産探し
フィリピン・マニラ首都圏の中でも、ひときわ異彩を放つ洗練されたエリアが「BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)」です。かつての軍用地を再開発して作られたこの街は、電線が地中化され、緑豊かで道幅も広く、マニラ随一の治安の良さを誇ります。
旅行者にとってBGCは、街を歩くだけでフィリピンの急速な経済成長と活気を感じられる最高のレジャースポット。今回は、そんなBGCでのんびりと街歩きを楽しみながら、効率よく素敵なお土産をゲットできる厳選スポットをご紹介します。
ボニフェイシオ・ハイ・ストリート
📍 住所:Taguig, Metro Manila, フィリピン
BGCの中心を貫く「ボニフェイシオ・ハイ・ストリート」は、フィリピン随一の高級ショッピングストリートであり、観光の拠点となる場所です。東京の銀座や、名古屋の久屋大通公園を彷彿とさせるような広々とした歩行者専用道路が約1kmにわたって続いており、両サイドにはブランドショップやおしゃれなオープンカフェがずらりと並んでいます。
最大の見どころは、フィリピンの喧騒を忘れさせるほどの「ゆとりある空間」です。芝生の広場やパブリックアートが点在し、地元の人々がペット連れや子連れでリラックスして過ごす姿が見られます。旅行者にとっては、朝の涼しい時間帯にコーヒーを片手にのんびり散策するのがベストな楽しみ方です。
夜になると一帯が美しくライトアップされ、昼間とは違ったロマンチックな雰囲気に包まれます。レストランのテラス席は地元の人々や駐在員、旅行者で賑わい、異国情緒あふれる活気に満ちたディナータイムを体験できます。
The Marketplace – Central Square
📍 住所:B1, 30th St, Taguig, Metro Manila, フィリピン
ハイストリート内にあるショッピングモール「セントラル・スクエア」の地下に位置する、おしゃれで洗練された高級スーパーマーケットです。BGCのど真ん中という好立地にありながら、巨大すぎず歩き回りやすい絶妙なサイズ感のため、旅行者が効率よくお土産を探すのに最適な穴場スポットとなっています。
店内には新鮮な生鮮食品や世界中からの輸入品が綺麗に陳列されていますが、お土産として狙うべきは「質の高いローカル商品」です。定番のドライマンゴー(7Dなどの人気ブランド)はもちろん、フィリピン産の高品質なチョコレート、ローカルのコーヒー豆、バナナチップスなど、ワンランク上のバラマキ土産が手に入ります。
レジが比較的空いており、すぐ隣にATMが設置されているなど、利便性の高さも高評価の理由です。ただし、フィリピンでは環境配慮の観点からレジ袋が有料(または提供なし)の店舗が増えているため、マイバッグ(エコバッグ)を持参することをお忘れなく。
MITSUKOSHI BGC
📍 住所:8th Ave, Corner 36th St, Taguig, 1630 Metro Manila, フィリピン
2022年11月に開業した、フィリピン初の和風ライフスタイルモールです。エントランスではおなじみの「ライオン像」が出迎えてくれます。旅行者にとって、わざわざ海外で日本のデパートに?と思うかもしれませんが、実はここ、「フィリピンの富裕層から見た日本」を観察できる非常にディープで面白いレジャースポットなのです。
店内は日本の三越以上にゆったりとした贅沢なフロア設計。スーパーやデパ地下エリアには日本食が並んでいますが、価格は関税や輸送費の影響で日本の約3倍という高級品扱いです。フィリピンのビール市場はサンミゲル社がほぼ独占していますが、ここではあえてサッポロビールを推しているなど、ニッチな品揃えに思わずクスッとさせられます。
レストランフロアには「CoCo壱番屋」や「名代 富士そば」といった日本でお馴染みのチェーン店が入っており、現地の若者や家族連れで賑わっています。また、ガチャガチャやクレーンゲーム、アニメグッズのコーナーも設置されていますが、選ばれているキャラクターが非常に保守的で王道なものばかりという点も、現地のリアルなニーズを垣間見ることができて興味深いです。フィリピン料理に少し胃が疲れた際、日本の空気で一息つくのにもぴったりの場所です。
Uptown Mall
📍 住所:9th Ave, Taguig, Metro Manila, フィリピン
BGCの中でも北側に位置する、ひときわアーバンで高級感のあるショッピングモールです。館内は非常に美しく、地下駐車場にはフィリピンではまだ珍しいEV(電気自動車)用の充電ステーションまで完備されており、マニラの最先端を体感できます。
このモール最大のレジャー要素は、建物の目の前で開催される大迫力の「噴水ショー」です。夜になるとライトアップされた水柱が音楽に合わせて踊り、さらには本物の「炎」が噴き出すというサプライズ演出もあり、これを見るだけでも訪れる価値があります。
海外ストリートブランドのアイテムや、フィリピン発の洗練されたアパレルショップも入っており、自分へのちょっとしたお土産やギフト探しにも向いています。ただし、夜景や噴水ショーを楽しんだ後にモール内で夕食をとろうとすると、21時頃には多くのレストランが早々に店仕舞いを始めてしまうため、ディナーの時間は少し前倒しにして計画を立てるのがコツです。
【旅行者必見】BGCを賢く楽しむためのローカルルールと注意点
BGCでのショッピングやレジャーをより快適にするために、旅行者が知っておくべきいくつかの現地事情があります。
まず、フィリピンの大型ショッピングモールやスーパーに入店する際は、必ず入り口でガードマンによる簡単なセキュリティチェック(カバンの中身を開けて見せる等)が行われます。最初は驚くかもしれませんが、これがBGCの圧倒的な治安の良さを担保している理由の一つですので、笑顔で協力しましょう。
また、先述の通りBGC内の多くのスーパーマーケットではプラスチック製のレジ袋が廃止されており、紙袋を有料で購入するか、マイバッグを使用することになります。お土産を大量に買い込む予定がある場合は、日本から丈夫なエコバッグを複数持参していくと非常に重宝します。
最後に移動手段についてですが、BGC内は歩道が広く歩きやすいものの、日中は強烈な日差しと暑さに見舞われます。長距離の移動には配車アプリ(Grabなど)を活用し、体力とお土産の重さに合わせて無理のない観光を楽しんでください。
