中野周辺で生活する中長期滞在者や留学生の皆さん、そして「現地のローカルフードを自宅で再現したい!」という熱狂的な自炊派の皆さん。普通の日本のスーパーでは、求めているスパイスや調味料が手に入らなくて困った経験はありませんか?
この記事では、中野エリアのど真ん中にあるディープな食材店から、中野駅から総武線や自転車でサクッとアクセスできる大久保・新大久保エリアの「ガチ勢向け」スーパーまで、リアルに使えるローカルな『アジアンスーパー』を厳選してご紹介します。各国の熱量がそのまま持ち込まれたような店内で、最高の買い出しを楽しんでください!
幸福物産店
📍 住所:日本、〒164-0001 東京都中野区中野5丁目52−15 ブロードウェイ B1F
中野のサブカルチャーの聖地「中野ブロードウェイ」。そのカオスな地下1階にひっそりと、しかし強烈な存在感を放っているのが「幸福物産店」です。中国・ベトナム・タイ・韓国・フィリピンなど、アジア各国の食材や調味料が所狭しと並んでおり、中野に住む地元人や留学生にとっての「食のインフラ」として機能しています。
店内には見慣れない輸入調味料から、冷凍の小籠包や水餃子などの加工食品まで幅広くラインナップ。また、意外な伏兵として「国産の野菜や果物」が破格で売られていることも多く、過去にはシャインマスカットが800円台で登場したことも。宝探し感覚で利用できるのが最大の魅力です。
一方で、値札がない商品が混ざっていたり、需要に合わせてキャベツや卵の価格が急変動したりするローカルルールのような側面も持ち合わせています。PayPayなどのキャッシュレス決済にも対応していますが、現地の市場を歩くようなおおらかな気持ちで買い物を楽しむのがコツです。
肉のハナマサ 中野店
📍 住所:日本、〒164-0011 東京都中野区中央3丁目24−15
丸ノ内線の中野坂上駅と新中野駅の間、青梅街道沿いにある24時間営業の「肉のハナマサ 中野店」。純粋なアジアンスーパーではありませんが、中長期滞在者の自炊生活を支える超重要スポットとして外せません。
ハナマサといえばコスパ最強の肉類(豚小間切れや2kgパックの鶏胸肉など)が有名ですが、実は「調味料やスパイスの充実度」が目を見張るレベルなのです。アジア系の輸入調味料や、本格カレー作りに欠かせないスパイス類が大容量かつ低価格で並んでおり、スパイスカレー沼にハマった地元民からも熱い支持を集めています。
接客は無駄を省いた朴訥なスタイルですが、質問すれば的確に答えてくれます。深夜や早朝に「どうしてもあのスパイスと大量の肉が必要だ!」と思い立った時、24時間開いているこのお店はまさに救世主と言えるでしょう。
アジアスーパーストアー
📍 住所:日本、〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目8−2 2階
中野から総武線ですぐの大久保・東新宿エリアにある「アジアスーパーストアー」は、タイ料理好きにとっての聖地とも呼べる存在です。一歩店内に足を踏み入れると、陳列の美しさとタイ特有の香りに包まれ、まるでバンコクのローカルスーパーにワープしたかのような錯覚に陥ります。
定番のパッタイソースやチリインオイル、新鮮なレモングラスやこぶみかんの葉、青パパイヤといった生のハーブ類まで、タイ料理に必要なものはほぼ100%揃います。さらに見逃せないのが、手作りのタイスイーツやお惣菜。「カオトムマット(バナナ蒸しもち米)」や「カノムモーケン(タイ風プリン)」などは、朝食やおやつにも最適です。ソムタムには食感を保つために乾燥エビやピーナッツが別添えされているなど、現地さながらのこだわりが光ります。
食品だけでなく、タイの食器や調理器具、鼻スースーでお馴染みの「ヤードム」などの日用品も手に入るため、旅行気分を味わいたい時にも全力でおすすめできるスポットです。
新大久保アジアンマーケット
📍 住所:日本、〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目10−13
新大久保駅の改札から徒歩すぐの好立地にある「新大久保アジアンマーケット」。こちらはインドやネパール、バングラデシュなどの南アジア系食材を中心に取り扱うディープなマーケットです。店の前には日本では珍しい野菜や果物が積まれており、通りがかるだけで独特のスパイスの香りが鼻をくすぐります。
店内は人がすれ違うのがやっとの狭さですが、そこには壁一面にスパイスがズラリ。驚くべきは、日本のスーパーでは売っていないようなマニアックなスパイスが「買いやすい小分けサイズ」で売られている点です。量や値段、賞味期限が日本語で明記されているため、多国籍スーパー初心者でも安心して買い物ができます。
ヤギ肉の缶詰や見慣れないインスタント麺など、好奇心を刺激するアイテムが満載。レジ横で売られているサモサなどのホットスナックも安くて美味しいと評判です。クレジットカードや電子マネーが使えるのも嬉しいポイントです。
華僑服務社
📍 住所:日本、〒169-0073 東京都新宿区百人町2丁目11−2 神倉ビル
本格的な中華料理や火鍋を家で楽しみたいなら、新大久保にある「華僑服務社(かきょうふくむしゃ)」の右に出る店はありません。地下1階から地上階までビル全体が中華・アジア食材で埋め尽くされている、まさに食の殿堂です。
地下1階には、花椒粉や五香粉、ピーシェン豆板醤、中国醤油などの調味料が日本のスーパーとは比較にならない大容量かつ低価格で並んでいます。また、2階の冷凍コーナーには筒状にスライスされた火鍋用の羊肉や、本場仕様の点心類がギッシリ。麻辣湯(マーラータン)に入れたいマニアックな具材もここでなら確実に見つかります。
一つ注意点として、地下1階のレジ周りは電波が非常に入りにくくなっています。スマホ決済(PayPayなど)を利用する場合は、入り口の階段付近まで少し移動して電波を拾う必要があるという「ローカルあるある」も覚えておきましょう。大容量の瓶ものや液体を買うことが多いので、丈夫なマイバッグを持参することを強くおすすめします。
【コラム】アジアンスーパーでの買い出しを成功させる3つの掟
現地の熱量そのままのアジアンスーパーを楽しむために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
1. 丈夫なマイバッグ(保冷機能付き)は必須
大容量の調味料瓶や冷凍肉、においの強いハーブ類を買うことが多いため、底がしっかりした大きめのマイバッグを持参しましょう。袋詰め用の台がないお店も多いので、サッとしまえる準備をしておくとスムーズです。
2. 決済方法の事前確認
最近はPayPayやクレジットカードが使えるお店も増えましたが、まだまだ「現金のみ」を貫くお店も少なくありません。特に個人経営に近いお店へ行く際は、数千円程度の現金と小銭をポケットに忍ばせておくのがスマートです。
3. 分からないことは「聞く」勇気を
ラベルが読めなかったり、使い方が分からない謎の食材に出会ったりした時は、思い切って店員さんに聞いてみましょう。一見無愛想に見えるスタッフでも、母国の料理の話題になると親切に使い方や美味しい食べ方を教えてくれることが多々あります。これこそが、ローカルスーパー最大の醍醐味です。
