本場の熱気を福島で!急増するローカルアジアンスーパーの魅力
近年、福島県内では中長期滞在の留学生や技能実習生が増加しており、それに伴って彼らの胃袋を支える本格的な「ベトナムスーパー」や「アジア食品店」が続々とオープンしています。
一般的な日本のスーパーでは手に入らない強烈な香りのスパイス、現地の見慣れないスナック、そして丸ごと売られている肉類など、店内に一歩足を踏み入れればそこはもう異国そのもの。旅行に行かずとも、本場アジアの混沌とした熱気とワクワク感を味わえるのが最大の魅力です。
今回は、福島県内に点在するディープなベトナムスーパー&アジア食材店をご紹介します。現地出身者が足繁く通うリアルな名店から、本格的なスパイスカレーや麻辣湯、フォーを作りたい地元民にぴったりのスポットまで、足を運ぶべき店舗を厳選しました。
ベト味
📍 住所:1GYビル, B1F, 2-chōme-6 駅前 郡山市 福島県 963-8002 日本
郡山駅前のビル地下1階にひっそりと構える「ベト味(ベトアジ)」は、知る人ぞ知るディープなベトナム食材店です。地下へと続く階段を下りる途中から、すでにクローブや八角のようなエスニックでスパイシーな香りが漂ってきて、一気に東南アジアの路地裏に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。
店内にはベトナム直輸入の調味料や食材がズラリと並び、中には「1羽丸ごとの鶏肉」といった日本のスーパーではお目にかかれないようなインパクト抜群の食材も販売されています。価格設定も良心的で、現地から輸入されたビールや、甘くて美味しいベトナムのぜんざい(チェー)など、本場のローカルフードを手軽に試すことができます。
いつも笑顔で迎えてくれる親切な女性社長の人柄も、このお店の大きな魅力のひとつ。現地の料理に挑戦してみたいけれど使い方がわからない食材があれば、気軽に尋ねてみるのがおすすめです。郡山駅からのアクセスも抜群で、仕事帰りや休日のスパイス調達にうってつけのスポットです。
Warung Indonesia Haru インドネシア食品店 春
📍 住所:日本、〒960-1101 福島県福島市大森堂ノ前15 大森ハイツ 1-D
福島市にある「Warung Indonesia Haru(インドネシア食品店 春)」は、インドネシアの食材を専門に扱う貴重なショップです。ベトナム食材ではありませんが、福島県内でアジアの本格スパイスやハラルフードを探しているなら絶対に外せない名店として、現地の留学生や長期滞在者から絶大な支持を集めています。
店内には、インスタントスパイスから本格的なキッチンスパイス、チリパウダー、現地の醤油(ケチャップマニス)やサンバル(チリペースト)まで、マニアックな商品が所狭しと並びます。「インドミー」を箱買いする常連客も多く、現地で大人気のお菓子「ROMA」や「coffeeJoy」といったお茶請けも手に入ります。龍眼(リュウガン)などの珍しいフルーツも、大型スーパーより安く手に入ることがあるため見逃せません。
商品のパッケージは現地の言葉のみで書かれていることが多いですが、親切でフレンドリーな店員さんが日本語で丁寧に説明してくれます。ハラル対応の肉類や食材も手に入りやすいため、食の制限がある方にとっても安心できるライフラインとして機能しています。
AN NHIÊN マーケット
📍 住所:日本、〒963-8822 福島県郡山市昭和2丁目22−26
2023年初頭に郡山市昭和にオープンした「AN NHIÊN マーケット」は、ベトナムからの直輸入食品をメインに扱うアジアンマーケットです。比較的新しい店舗ながら、その豊富な品揃えで早くも現地出身者やアジア料理好きの地元民から注目を集めています。
店内の冷凍ショーケースには見慣れない魚介類や肉類が並び、乾物やスナック菓子、ベトナム特有の甘いドリンク類まで、マニアックな品から定番商品まで幅広くカバーしています。店内のポップは英語やベトナム語表記が中心ですが、元気で一生懸命なスタッフが日本語で対応してくれるため、アウェー感を感じることなく楽しく買い物ができます。
時期によってはタピオカミルクティーなど現地のドリンクを提供していることもあり、買い物ついでにホッと一息つけるのも嬉しいポイントです。今後の品揃えの拡充にも期待が高まる、フレッシュな熱気にあふれたローカルスーパーです。
合同会社 MINH TAM – アジア食料品専門店 – Thực Phẩm Việt Iwaki
📍 住所:日本、〒970-8024 福島県いわき市平北白土宮前71−7
いわき市で本格的なベトナム食材を求めるなら、「MINH TAM(Thực Phẩm Việt Iwaki)」が間違いありません。ここは単なる調味料店にとどまらず、肉類、魚介類、新鮮な野菜からトロピカルフルーツまで、現地の台所をそのまま再現できるほどの充実したラインナップを誇る総合食料品店です。
ベトナム料理に欠かせない多種多様なナンプラー(ヌクマム)やライスペーパー、新鮮なハーブ類が揃っており、自宅で本格的なフォーやバインミーを作りたい時に重宝します。また、現地ならではの美味しいスナック菓子も豊富で、日本のお菓子とは一味違う甘辛い味付けのアイテムを探す楽しさがあります。
店内は明るく整頓されており、初めて訪れる人でも商品が見やすいのが特徴です。周辺に住むベトナム人コミュニティの生活の拠点ともなっており、現地のリアルな食卓の雰囲気を感じ取れる貴重なローカルスポットです。
亜細亜物産店
📍 住所:日本、〒963-0101 福島県郡山市安積町日出山3丁目231
郡山市安積町にある「亜細亜物産店」は、中国食材をメインに取り扱うアジアンスーパーです。ベトナム食材に特化しているわけではありませんが、幅広いアジアの調味料やマニアックな食材を取り揃えており、エスニック料理好きなら時間を忘れて見入ってしまうこと間違いなしの店舗です。
店内に足を踏み入れた瞬間に漂うのは、日本ではあまり嗅ぐことのない八角や花椒の強烈でスパイシーな香り。パッケージは漢字表記のものが多く、完全に読めなくても「なんとなく中身が推測できる」という面白さがあります。若者の間で流行している麻辣湯(マーラータン)の具材や春雨、さらには種類豊富で安価な中国茶など、掘り出し物がたくさん見つかります。
そして見逃せないのが、手作りのテイクアウト惣菜です。マニアックな中国の煮込み料理なども販売されており、現地の屋台の味をそのまま自宅に持ち帰ることができます。店員さんも非常に親切に商品の使い方を教えてくれるため、少し勇気を出して未知の食材にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【コラム】ローカルなアジアンスーパーを楽しむための買い物Tips
現地の人が通うローカルスーパーでの買い物は、日本のスーパーとは勝手が異なることも。より楽しむためのコツをいくつかご紹介します。
まずは「分からないことは店員さんに聞く」こと。パッケージが外国語表記のみの場合、見た目だけでは調理法や味が想像できないことが多々あります。ほとんどのお店で日本語が話せるフレンドリーなスタッフがいるため、用途やおすすめの食べ方を聞けば、思わぬ現地流の美味しいレシピを教えてもらえることもあります。
次に「冷凍・冷蔵コーナー」のチェックです。レトルト食品や乾物だけでなく、現地のソーセージやハラルの肉類、手作りの惣菜などは冷凍・冷蔵ケースに無造作に置かれていることが多いです。中長期滞在の留学生たちはここでまとめ買いをすることが多く、本場のリアルな食を体験するならこのコーナーは必見です。
また、店舗によっては週末に合わせて新鮮な野菜や現地のハーブ類、手作りのスイーツ(チェーなど)を入荷することがあります。活気のある週末の午前中を狙って訪問すると、より豊富な品揃えと現地のコミュニティの賑わいを肌で感じることができるでしょう。
