近年、ウェルネスツーリズムの目的地として注目を集めるインドネシア・ロンボク島。隣のバリ島と比べて手付かずの自然が残り、よりのんびりとしたローカルな空気が漂うこの島では、心と体に優しいヴィーガン&ヘルシー志向のカフェやレストランが次々と誕生しています。
今回は、短期の旅行者はもちろん、語学留学生や中長期滞在のノマドワーカー、そしてハラル(ハラール)などの食事制限を必要とする現地の人々からも熱烈に支持されている、絶対に外せないヴィーガンスポットを4つ厳選してご紹介します。単に「ヴィーガン対応」というだけでなく、ローカル食材の活かし方や空間作りにまでこだわった、愛に溢れるお店ばかりです。
Plant Based Cafe & Restaurant Vegan
📍 住所:Jl. Sriwijaya No.7-8, Cilinaya, Kec. Cakranegara, Kota Mataram, Nusa Tenggara Bar. 83232 インドネシア
ロンボク島の中心都市マタラムにあるこちらのお店は、地元の人々や長期滞在者から「マタラムで一番のお気に入り!」と絶賛されるヴィーガンレストランです。店内はモダンで温かみのあるインテリアで統一されており、友人や家族とゆったり食事を楽しむのに最適な空間が広がっています。
ここの最大の魅力は、インドネシアのローカルフードから中華、洋食、イタリアンまで、とにかくメニューのバリエーションが豊富なこと。人気のナシゴレンや中華風焼きそばをはじめ、バクパオ(肉まん風のヴィーガンバンズ)やカレーパフ、さらにテリヤキバーガーやマッシュルームピザに至るまで、ヴィーガンであることを忘れてしまうほどの食べ応えと美味しさを誇ります。インゲン豆の炒め物や、食後の抹茶アイスクリーム、アップルパイなども絶品です。
また、店内には手頃な価格の食料品・軽食コーナーが併設されており、ロンボク島滞在中に自炊をする方にとっては、ヴィーガンテラシ(インドネシア料理に欠かせない発酵エビペーストの植物性代替品)などのレアな調味料が買えるのも嬉しいポイント。Grabでのデリバリーにも対応しているので、ホテルやレジデンスから手軽に注文する常連客も多数います。
JUJU Zero Waste Store & Vegan Cafe
📍 住所:Jl. Mojo, Gili Air, Kec. Pemenang, Kabupaten Lombok Utara, Nusa Tenggara Bar. 83352 インドネシア
ロンボク島からボートで渡る美しい離島「ギリ・アイル(Gili Air)」にある、ゼロウェイスト(ごみゼロ)ストアを併設したエコフレンドリーなヴィーガンカフェです。心地よいBGMが流れるリラックスした雰囲気の中、栄養満点の食事やドリンクを楽しむことができます。
朝食にぜひ注文してほしいのが、まるでサプライズバッグのように美しく層になった「ベリーボウル」や、ブラウニーがトッピングされた「パンプイットスムージーボウル」。また、ヴィーガン仕様のスクランブルエッグやフレンチトーストなど、ボリューム満点のメニューが揃っています。ヘルシーでありながら風味が豊かで、ヴィーガンプロテインを配合した「Coach」ジュースなどは、アクティビティ後のエネルギーチャージに最適です。餃子スープといった変わり種メニューも、チリソースの辛さが絶妙だと口コミで大評判です。
カフェにはコンセントとWi-Fiが完備されており、PCを開いて作業をするノマドワーカーや留学生にとっても居心地の良いオアシスとなっています(混雑時の長居には配慮しましょう)。併設のショップでは、洗練されたお土産や自分へのご褒美にぴったりのエコグッズ、こだわりのローカルアイテムが並んでいるので、食事の前後にはぜひショッピングもお楽しみください。
Ra Healing Food
📍 住所:Jl. Pelangi Sunset View No.83352, Gili Air, Kec. Pemenang, Kabupaten Lombok Utara, Nusa Tenggara Bar., インドネシア
同じくギリ・アイルに位置し、目の前に透き通るビーチが広がる絶好のロケーションを誇るレストラン。泳いだりウミガメを探してシュノーケリングを楽しんだりした後、そのまま水着の上に羽織りものを着て立ち寄れる気軽さと、圧倒的なヘルシーさが旅行者を虜にしています。
ここでは、化学調味料を使用せず、食材の栄養素を最大限に活かしたローフード(非加熱・低音調理の食事)やグルテンフリーのヴィーガンメニューが充実しています。スクランブルエッグ風のペスト豆腐、レンズ豆のパティ、生のズッキーニを重ねたロー・ラザニア、そしてベジタブル豆腐カレーボウルなど、丁寧に工夫された料理は、ベジタリアンではない人々をも「これなら毎日でも食べたい」と唸らせるクオリティです。食後には、爽やかなレモンチーズケーキなどの絶品デザートもお忘れなく。
おすすめの訪問時間帯は、夕方18時頃。オーシャンビューの最前列で、海に沈む見事なサンセットを眺めながらいただくディナーは、ギリ・アイル滞在における最高の思い出になるはずです。スタッフの温かいおもてなしも相まって、毎日通いたくなる「癒し(ヒーリング)」の空間です。
SoulCafe Lombok
📍 住所:G2FQ+85X, Jl. Raya Senggigi, Senggigi, Kec Batu Layar, Kabupaten Lombok Barat, Senggigi, Kec. Batu Layar, Lombok, Nusa Tenggara Bar. 83355 インドネシア
ロンボク島西部のリゾートエリア、スンギギ(Senggigi)の美しい庭園内にひっそりと佇む隠れ家カフェです。提供されるすべてのメニューが「完全ヴィーガン・グルテンフリー・シュガーフリー」で作られており、食事制限がある方も心から安心して楽しむことができます。
このカフェの最大の特徴は、あえて店内に音楽を流していないこと。風で木々が揺れる音や、遠くに聞こえる波の音といった「自然のBGM」に耳を傾けながら、心安らぐ静寂の時間を過ごせます。自家製のグルテンフリーパンを使ったアボカドトーストや、トマトと豆腐のモッツァレラチーズ風サンドイッチ、自家製ホットチョコレートがかかったワッフルなどは、どれも新鮮で豊かな風味に溢れています。
そして何より素晴らしいのが、ドイツ人オーナーの熱い情熱とローカルコミュニティへの貢献です。彼女は地元の女性スタッフたちにスキルや知識を惜しみなく伝え、自立を支援しています。自信に満ちたスタッフたちの気配りが行き届いた温かい接客が、このカフェのポジティブで特別な空気感を作り出しています。営業日や時間が限られている場合があるため、訪問前にオープン状況を確認しておくのがおすすめです。
ヴィーガン旅をさらに充実させるローカルTips
ロンボク島やギリ諸島のヴィーガンレストランは、単に肉や魚を使わないだけでなく、ローカルの野菜やスパイス、豆類(テンペや豆腐など)のポテンシャルを最大限に引き出したインドネシアならではの食文化と見事に融合しています。
現地の長期滞在者やノマドワーカーは、マタラム市街地では「Grab」や「Gojek」などのデリバリーアプリを活用して、お気に入りのヴィーガンメニューを手軽に日常に取り入れています。一方、車やバイクのないギリ・アイルでは、島内を自転車で巡りながら、海沿いのカフェに立ち寄ってコンセントとWi-Fiを利用しつつ、リラックスした環境で仕事や読書をするのが定番のスタイルです。
アレルギーやハラルなど食事に制限のある方はもちろん、旅行中の胃腸を休めたい時や、環境に配慮したサステナブルな消費を選択したい方にとって、ロンボク島のヴィーガンコミュニティはとてもオープンで歓迎してくれます。ぜひこの記事を参考に、あなただけのお気に入りスポットを見つけてみてください。
