肉料理が中心で、外食が続くとどうしても野菜不足になりがちなフィリピン・マニラ。そんな中、ビジネスと商業の中心地であるマカティ(Makati)エリアには、驚くほどクオリティの高いヴィーガン・ベジタリアン対応のレストランが密集しています。
本記事では、長期滞在者や留学生の野菜不足解消スポットとしてはもちろん、ヴィーガン・ハラルフードを求める旅行者や、ローカルの若者たちで賑わう「本当に美味しいヴィーガン店」を5つ厳選しました。伝統的なフィリピン料理のヴィーガンアレンジから、音楽イベントが楽しめるチルなカフェまで、リアルな口コミと最新情報を交えてディープに解説します。
iVegan Cafe Restaurant
📍 住所:Unit No. 106 Plaza 100 VA Rufino, Corner Dela Rosa Street, Legazpi Village, Makati City, Metro Manila, フィリピン
マカティのビジネス街、レガスピ・ビレッジ(Legazpi Village)の地下にひっそりと佇む隠れ家的なヴィーガンレストラン。コンクリートジャングルの中で、静かで落ち着いたオアシスのような空間を提供しています。
メニューは非常に豊富で、フィリピン料理から和食、イタリアン、ベトナム料理まで多国籍。口コミで絶賛されているのは「餃子と炒飯」「焼ききのこのバジルソースポタージュ」、そして美容にも嬉しい「ゴジベリー(クコの実)のスムージー」です。肉を一切使っていないとは思えないほど満足度が高く、ヘルシーな食事を求める中長期滞在者からは「マニラのヴィーガンレベルを押し上げている」と高く評価されています。
地下にあるため喧騒から逃れられ、一人でゆっくり食事を楽しみたい時や、旅行中の胃腸を休めたい時にぴったりのスポットです。
Cosmic Poblacion, Makati – A Vegan Restaurant & Cafe
📍 住所:4F, 4980 P. Guanzon, Poblacion, Makati City, 1210 Metro Manila, フィリピン
ナイトライフで有名なポブラシオン(Poblacion)エリアの雑居ビル4階にある、洞窟のような内装がおしゃれなヴィーガン・フィリピン料理の名店。入り口が少し分かりにくいですが、一歩足を踏み入れるとクールで落ち着いた空間が広がります。
ここの最大の魅力は、フィリピンの伝統的な肉料理を完全植物性で見事に再現していること。「シシグ(豚肉の鉄板焼き風)」や「カレカレ(ピーナッツソース煮込み)」、「パンシット(フィリピン風焼きそば)」、「バグネット(豚バラのカリカリ揚げ風)」など、どれも味が濃厚で力強く、肉好きのローカルでさえも唸るほどの美味しさです。ココナッツミルクベースのまろやかなラクサ麺も人気メニューの一つ。
同じフロアには姉妹店のノンアルコールバー「Gnostic」が併設されており、自家製のコンブチャ(スコビー)を使ったモクテルも絶品。なお、店内は電波が入りにくくWi-Fiもないため、スマホを手放して目の前の食事と会話に集中するデジタルデトックスな時間を楽しみましょう。
Greenery Kitchen
📍 住所:2078 E Pascua, Makati City, 1204 Metro Manila, フィリピン
マカティの中心地からは少し外れた場所にある、アットホームでこぢんまりとしたレストラン。フィリピン料理特有の酸味や旨味をヴィーガンで完璧に表現しており、「マニラで最高のベジタリアン料理」と絶賛する旅行者や滞在者が後を絶ちません。
おすすめは、シシグ、ディナクダカン、ビーヌグアン(豚の血のシチューを模したもの)、カルデレタなどのローカルフード。さらに、ネギやニンニクなどの五葷(ごくん)を一切使用していないため、オリエンタルヴィーガン(敬虔なベジタリアン)の方でも安心して食べられるのが大きな特徴です。
また、オーナーのエディルさんの温かくフレンドリーな接客も、このお店のファンが多い理由の一つ。ローカル感溢れる立地のため、お店に直接行くのが難しい場合は、マニラ滞在中のフードデリバリー(配達)を利用するのも強くおすすめします。
Green Bar
📍 住所:106 Aguirre, Legazpi Village, Makati, 1229 Kalakhang Maynila, フィリピン
レガスピ・ビレッジにある、洗練された雰囲気とボリューミーなヴィーガン・コンフォートフードが人気のカフェ&バー。看板猫がいたことでも知られる、動物愛に溢れたお店です。
名物の「ヴィーガンドーナツ」は日替わりでフレーバーが変わり、テイクアウトにも大人気。食事メニューでは、ひき肉とグリーンチリが効いたスパイシーな「Dynamite」や、キヌア・玄米・豆腐を和風に仕上げた「Miso Mushroom Bowl」、ボリューム満点のブリトーやハンバーガーなど、ジャンクな欲求を満たしつつヘルシーなメニューが揃っています。大豆ミートで作られた「Popcorn Chickun」も外せません。
朝8時からオープンしており、朝食の時間帯に行くとコーヒーがお得になるなど、ノマドワーカーや朝活を楽しむ現地滞在者にも支持されています。夜はハッピーアワーのカクテルとケバブの組み合わせが最高です。
WILD Café & Bar
📍 住所:5903 Matilde, Poblacion, Makati City, 1210 Metro Manila, フィリピン
BGC(ボニファシオ・グローバルシティ)でフードトラックとして人気を博し、マカティのポブラシオンに待望の実店舗を構えた注目店。単なるヴィーガンカフェにとどまらず、音楽ライブやDJイベント、クイズ大会などが頻繁に開催されるカルチャースポットでもあります。
シーフォーム抹茶ラテや塩キャラメルラテ、オルチャタなどのこだわりのドリンクに加え、バンバンチキンバーガー、タコス、グリルドチーズといったカジュアルなカフェ飯が充実。甘さやアレルギーの調整にも柔軟に対応してくれるホスピタリティの高さも魅力です。
店内はBGMのセンスが良く、ペットの同伴も可能。イベント開催時(特に2階のVIP席など)は混雑して座席管理がカオスになることもあるため、静かに食事を楽しみたいなら平日の昼下がりを狙うのがコツです。ローカルのクリエイターや音楽好きと交流したい方には最高のスポットと言えるでしょう。
マカティでヴィーガン店を満喫するためのTips
マカティでヴィーガン・ベジタリアングルメを楽しむ際のポイントをいくつかご紹介します。
一つ目は「通信環境の準備」。雑居ビルや地下にある隠れ家的な店舗(CosmicやiVeganなど)では、スマートフォンの電波が入りにくく、フリーWi-Fiがない場合もあります。現地で待ち合わせをする際や、翻訳アプリを使いたい時は、事前にお店の入り口付近で連絡やダウンロードを済ませておくと安心です。
二つ目は「デリバリーの活用」。雨季で外に出るのが億劫な時や、少しローカルな場所にあって自力で行きにくいお店(Greenery Kitchenなど)は、Grab FoodやFoodpandaなどのデリバリーアプリを活用するのが現地の長期滞在者の常識です。宿泊先のホテルやコンドミニアムで、絶品のヴィーガンフィリピン料理を気兼ねなく味わうことができます。
肉や揚げ物が多いフィリピン料理ですが、マニラのヴィーガンシーンは近年驚くべき進化を遂げています。ぜひご自身のライフスタイルや好みに合わせて、お気に入りの一皿を見つけてみてください。
